ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

それは、絶望ではなく希望

長男ハート、16才。
家で、引きこもり生活を送っている。


3月いっぱいは、ハートを学生にしようと
いろんな学校を調べ、提案したけど。


僕は、授業を受けるのが無理なので、
学校へは行きません。


宣言されて、あきらめました。


お互いに疲れたので、
4月いっぱいは、休憩。


5月に入って、現在。


ハートは、昼間動けず。
することもないし、人と会いたくないし。
寝るしかないので。昼夜逆転生活。


熱くなってきたので、一番の心配は。
熱中症。生存確認。
食欲はあるか、ちゃんと食べてるか。


そして、母は。
ハートが動きたくなるような
きっかけづくりのため。
いろいろな相談機関に電話をして。
情報収集をしている。


学校へ進学できなかった。
受験会場へ行けなかった。
知らない人と合うのが怖い。
初めての場所に行けない。


できないことを上げれば。
情けなくて、これからが心配だけど。


赤ちゃんのときは、
笑ってくれるだけで良かった。
この世に存在するだけで、価値があった。


思えば、たくさんの荷物を
子供に背負わせてきたものだ。


友達は、たくさんいてほしい。
ノートには、きれいな字を書いてほしい。
テストでは、平均点を取ってほしい。
男の子だから、スポーツくらいはして。
人並みに、遊んで、勉強して。



きりがないくらい、たくさん。



高校くらいは、進学して。


でもできなくて。
ひきこもって。



なんにもできなくっても。
そのままで良かったはずの。
大切な我が子です。


子育てに行き詰まり、
迷ったときに思い出すのは。
無事生まれてくれるだけでいいも思った。
お腹の中の命。



何度も子供とすれ違い。
生活がうまく行かなくなっては、
お腹の中の命を思い出し、
子供の姿を捉え直しては、
軌道修正してきた。



うまくいかなくて、絶望したけど。
お腹の中の命を思い出し、
初心に返った今が、希望の始まり。


紆余曲折ありながら、
16年も無事に生きてきたのだから、
今度も絶対に大丈夫。



ちゃんと、愛して育ててきたのだから。
ハートだって、分かってる。



だから、大丈夫。