ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男16歳、次男中学2年生、末っ子5年生との毎日の記録です。

賑やかな教室に入れない

末っ子ライト、小学5年生。団体行動が嫌で、通学班での登下校に、つまづきがある。


に、加えて、コロナのゴタゴタで、歩いて通学しなくなっていた。


少しの期間なら、母さんと歩いて登校したりしながら、行けてた時期もあったが。足が痛くなったりで、どうしても車で送ることが多い。


ある日、聞くと。友達に合わせての登下校へのつまづきだけでなく、どうやら、時間を気にしているらしい。なんの時間が気になるかというと、バス登校のバスの到着時間。



バスが到着すると、急激に教室が賑やかになる。その賑やかさの前に、教室に入っておきたいらしい。



スクールカウンセラーの先生に聞くと、静かな教室に入って、気持ちを落ち着ける必要のある子もいるとのこと。そうだと本人が言うので、そうなのだろう。



それを聞いて、納得。



時間の切れ目に、先生が誘ってくれても、学校へ行くことはない。自分で決めた時間にしかいかない。



最初に決めたのが、給食が終わって、午後の授業が始まる前。これ、たしかに、みんなが外で遊んでいて、教室が空になる。



次に頑張って決めた時間は、午前の、15分休憩の後の時間。これも、みんな外で遊ぶので、教室に人が少ない。



そうか、それは仕方がないと思って、子どもの気持ちに合わせて、学校へ送っていたが。


朝は毎日、バスより遅くなっても、車で行って、無理、と、帰る。を、繰り返しながら。今日もだめかな、と、思って車で行くと。ある日ふと、頑張ってみる、と、言って、車を降りた。



そして、無事、学校へ行きました。



すごい、すごい。



家に帰って、褒めて。



また、仕事に遅刻しなくて、どんだけ仕事で助かったかを、具体的に教えると。子どもなりに、きちんと考えてくれたみたいで。



できない日もあるけど。頑張れる日もあるようになった。



無理なことを、頑張り続ける必要は、ないと思う。でも、いざとなったら頑張る力が自分にはある、と、いうことを知ることは、大切だと思う。



無理しなくてもいいよう、工夫しつつ、どうにもならない、踏ん張りどころだけ、頑張る。



今は、まだ、学校に遅刻するのも休むのも、許される時期だから。そんな、いろんなことを経験しながら、自分を知って。社会に出る、練習ができたらいい。



そう思う。



そう思えるのは、3人目だからで。長男を同じように育てれたら、少しは違ったのかとも思うけど。



親も、完璧ではいられないから。長男は長男らしく、育っているからそれでいいと。思うことにする。