ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

試合に行けない

新型コロナ流行のため、
ここ数年、家庭訪問がなかった。
通常ならば、
特に話すこともなかったりするけど。


中学校は、懇談は三者懇談。
先生と、子どもと、保護者。
子ども抜きで、先生と話す機会がない。


と、いうことで。
3年生も、1年生も、それぞれの理由で、
家庭訪問を希望した。


1年生、次男ムーンのクラスは、
なかなかに、ヤンチャだったので。
進学して、人数も倍に増えて、
どう変化していくか、
その中でムーンが、
どう生き抜くのか、心配。


3年生、長男ハートは、
部活の顧問の先生と合わず、
休みがちなことへの、心配。


サッカー部、顧問の先生は、
長男ハートが1年生の時の担任の先生だ。
この先生、ハートだけでなく、
私も、苦手としている。


この先生、初めての三者懇談の最中に、
親の見ている前で、ハートを、
物凄い勢いで、怒鳴り散らしてくれたのだ。
けっこうな、長い時間。


ハートが、ADHDであることは、
入学前に伝え、配慮をお願いしている。
ADHDの子の親の、大切な心得。
大きな声で怒るのは、
命の危険に関わることのみ。


大きな声で怒ると、声に驚いてしまい、
パニックになり、言葉が届かなくなる。
だから、叱るときは、なるべく冷静に、
穏やかに、言い聞かせること。
大切なのは、伝えることなのだから。


先生、教育のプロなのに、
そんなことも知らないの?
と、言いたいのを我慢して。
子どもの前で、先生の批判をすることを避け、
黙って、やり過ごすことにした。


でもきっと、この先生。
言っても、伝わらないかもしれないよね。
と、思い。


学年主任の先生など、
他の先生の立ち会いをお願いして、
担任の先生と話す機会を持った。


そしたらなぜか、校長先生に、主担任に、
学年担当の、他の先生に、
たくさんの先生が並んでいて、びっくりした。
まあでも、たくさんの先生に
知ってもらうことは、悪いことではない。
と、気を取り直して、話をした。


あとから聞いた話では、
この先生に入ったクレームは、
私だけではなかったみたいで。
学校としては、早い対応をするため、
最高の布陣で、挑んだようだ。


とはいえ、この話し合い、効果はなく。
分からない先生には、伝わらない。


ハート、部活のない日に、明るくて、
部活の日は、イライラしている。


それは、でも、最初から分かってたので。
中学校のいいところは、
教科によって、先生が違うところ。
まわりの先生が、ハートと
関わってくれることで。
そこに、ハートの居場所ができるだけでいい。
そう、思っていた。


それでも、部活の負担は大きく。
特に試合は、頑張って練習して、
一生懸命プレーしても、怒鳴られるばかり。


ついには、頭痛と腹痛で、
試合に行けないことが、増えてきた。


そのことを、1度。
学校側に。話したいと思っていた。


で、家庭訪問。
担任の先生と、話をした。


試合や部活を、休むときは。
体調不良、家庭の都合、
時々で、連絡を入れます。


だだ、先生の方では。
子どもが本当に、辛い思いを抱えて、
行けなくなってることを、知っていて欲しい。
分かって、見守って欲しい。


担任の先生は、分かってくれる先生で。
本当に、安心できた。


そういう、先生がいて。
ハートは、学校に通えているのだろう。


そのことが知れただけでも、
話せてよかった。


そして、部活の引退も、あと少し。


幸いなことに、部活の友達とは、
仲がよく、だからこそ、頑張れた。


もう、ちょっと。だから。
友達と、少しでも、楽しい思い出を。