3兄弟の母さんの日記

長男19歳、次男高校2年生、末っ子中学2年生を育てる母の日記

朝の攻防

三男、中学二年生。修学旅行が終わって、順調に学校へ行っている。
今朝は月曜日。体育の授業があるため、体操服の準備が必要。

母ちゃん、準備して。
なんで?母ちゃんは母ちゃんの準備があって忙しい。
だって分からない。
母ちゃんの方が分からないよ。
たくさんあって、どれがいいか分からない。
どれでもいいよ。
だって母ちゃん、あれはダメ、これはダメとかいうでしょう?
行事の時だけよ。体育祭とか、きれいな方がいい時だけ。今日は何でもいいよ。

とかとか言いながら、結局、準備をしなかった。
時間になったので、車で送るため、先に乗っていると。

なんで母ちゃん、僕の言うこと聞いてくれないの。分からないのに。
もういいよ、体育テストだけど、怒られる。成績つかないけど、もいいいよ。

それで、車で出発した。いいって言うので。

でもなあ、実技のテストと、再テストもあるし。成績つかないし。取りに帰ると、教室に入りづらくなるし。テストだし。学校に行けなくなるし。でもテストだし。

Uターンのできる場所の手前で聞いた。

取りに帰る?

うん、取りに帰る!!

三男が自分で決めて、はっきり言ったので、Uターンして取りに帰った。

家について。部屋に入って。でも、体操服の準備はしないで、知らん顔で家事をしてると。

もう!どれでもいいよ。

と、言いながら、自分で体操服を準備した。だから、車に乗って、中学校まで送った。

でもね、この時間になると、教室に人が増えてね、僕、教室に入れなくなる。学校に行けないよ。本当に行きたくない。でも、体操服を取りに行かなかったら、テスト受けれないしね。成績なくなるしね。でも、もう、学校に行きたくないよ。教室に入れない時間になったよ。いつも早い時間に学校に行ってるのはね、たくさん人がいると教室に入れないからなのに。本当に行きたくない。

車の中、こんなことを、延々と繰り返して言い続け。駐車場につき。大きなため息をつき。決心をして車から出た。

いってきます。

いってらっしゃい。

もう、朝の子の出来事だけで、一日終了した気分でした。

ランニング

長男、19歳。中卒で引きこもり。卒業してすぐは、人と会っても、何を言うのが正解かわからないから、会いたくないと、日の高いうちは庭に出ることもできなかった。
でも最近気が付くと、夜中ではなく、涼しくなった、暗くなる前に、ランニングしている。黙って通り過ぎているのかと思っていたが。
挨拶くらいは、するでしょう、普通。
なんて、言われてしまった。
何にもできてないのですよ、母は。ただ、暇になって、ランニングを始めて、なんとなく記録をつけているうちに、楽しくなったらしい。そしたら、人とすれ違っても、普通に挨拶してて。
何もしなくても、生きる力は備わっているのでしょうか。時間はかかっているけど、日々に変化は感じないけど。気が付くと、ちゃんと前へ進んでいます。
引きこもった当初は、時間はあっても、本を読むエネルギーがなかったのに。今は、暇すぎるからと、本を読んで、いろいろ感想を聞かせてくれます。映画も見ます。こうして。やりたいことが増えていくのはいいなぁ。
何にもできないものですね。もう、19歳ですから。本当に、見守るだけです。

起こさないでくれてありがとう

とことこと、朝起きてきた三男、中学二年生が言った。
母さん、起こさないでいてくれて、ありがとう。

最近、朝、体が動かない日が分かってきた。
天気の崩れる、晴れから雨になるようなとき。
雨が降ったら、朝目が覚めない。目が覚めても、動けない。
今日は、学校休んでいい?

いいわけなんか、ないけど。そんなこと、本人が一番わかっていて。それでも、体が重くて、どうにもならなくて。だから、いいよって、学校に休みの連絡を入れる。迷いながら。こうした、一つ一つの選択が、本人のためになっているのか、なっていないのか。厳しくすべきなのか、休ませるべきなのか。悩みながら、休みの連絡を入れる。

そんな日々の中で。朝は、無理に起こさないことにしてて。声をかけるだけ。

そうしてたら、起きてきて。

ありがとうって。

言ってくれた。

ああ、よかった。これでよかったんだ。
と、肩の力が、抜けるような気がした。

それでも、彼の将来を考えると。迷いばかりで。本当にこれが、幸せな未来につながっていくのか。これからも。迷ってばかりで、進んでいくのだと思う。

好奇心

長男19歳。中学を卒業して、どこかへ行くことが怖くなり、どこへも行けず、引きこもっています。そのころからずっと、僕は行こうと思ったら、どこへでも行けるから、引きこもりじゃないよ、なんて、言ってましたが。

そんな彼が、ある日突然、つぶやきました。
そういえば僕、自分から話しかけて友達になった人もいるんだよね。こんなに、人に会うのが不安で、昔からずっと、初めての人と会うのが怖かった気がするのに。

私は、彼に、こう答えました。

それはね、好奇心だよ。小さいころからずっと、自分の興味のあることに、後先考えずに、一直線に突っ込んでいく子だったよ。だから、好奇心が勝ったら。家から、すぐに、飛んで出て行くんだよ。

そうかなぁ。

そうだよ。

そう、そうだと思います。そんな自分のことに、自分で気づいたのだから。きっと、家を飛び出していくのは、思ったほど遠い未来では、ないのかもしれません。

でも、焦りは禁物。ゆったりとした気持ちで、見守っていきたいと思います。
びっくりするほど、活動的になっている今だからこそ。私が焦ってしまって疲れさせてしまうのが怖いです。

彼のペースで。自分の意志で、歩んでいけるよう。大人ができるのは、環境作りだけ。その手を、引っ張るのではなく。背中を、押すのではなく。そっと、励ますように、手を添えるように、背中に当てて。自分で一歩を、進めますように。

金縛り

寝ていて、胸に重みを感じた。
また子供でも乗っているかな、と思って。夢を見た。小さな三男が胸に乗っていて、次男と長男が、引き離そうと引っ張っていて、すごく幸せな気持ちだった。重みが去って、目が覚めると、誰もいない。もう子どもたちは、母さんの上に乗ってくるほど、小さくもない。
そんなことは、分かっている。分かっているけど、胸の重みを、子ども達との幸せな記憶に感じれたことに、ほっとした。
若いころは、一人で寝ていて。胸に重みを感じたら、怪異現象で。正体不明の怖いものが乗っている夢を見ていた。本当に、生きた心地のしない時間で。目覚めたときは、じっとりと汗をかいていて。夢であることに、ほっとした。
それなのに今は、同じ金縛りでも。まったく怪異現象などでなく、子ども達との記憶に、すり替わってしまっている。
こんな金縛りなら、悪くないのかも。

算数が楽しい

中学生とは、とても難しい時期です。
長男が中学生のころから、子ども達に落ち着きがなく、心配する保護者から、少人数クラスにして欲しいと、要望があがっていました。その後、どんどん落ち着きのなさに拍車がかかっていき、子どもたちの中で、勉強しないことが当たり前のようになっていきました。
長男は、勉強なんてしないよね、と、友達と話しながら。直前に一夜漬けをして、仲間内で独り勝ちするのが気持ちよかったそうです。
次男は、超マイペースで。周りの子がどうであろうと、こつこつ勉強していました。
三男は、今二年生。周りが騒がしくて、ちっとも授業に集中できず、どんどん勉強ができなくなり、提出物も出せなくて、成績も地を這っています。どうしたらいいものか。少しでも提出物が出せるよう、やろうとしていることから、その気持ちから、認めつつ、見守っています。

でも、先生も。そんな中学校を変えようと、頑張ってくれているようで。今年は、数学の授業を、一クラスを二つに分けて行っていました。参観日に見に行くと、三男は、ゆっくりクラス。同じことを、何度も繰り返して説明してくれます。子どもの、疑問に立ち止まって説明してくれます。小学生の時、終わっていることも、説明しなおしてくれます。そして、その教室には、時計がありません。

このやり方になって、算数が楽しい。

と、三男が言いました。している教科は、数学ですけどね。算数が楽しいそうです。本当に、うれしいです。学ぶことの楽しさを、感じることができているなんて。

すると、今年は。ひとつずつ、出せる提出物を、増やそうと頑張っています。一ついいことがあると、少しずつ、いい連鎖ができてきます。それが、うまくつながっていけばいいと思います。

まだ始まったばかり。子どもも、やる気に満ちています。先生も、環境を変えようとしてくれています。

高校受験、そして、高校生活に向けて。目標は、提出物をきちんと提出する習慣を作ること。義務教育ではない、高校での生活は。最低限、提出物をきちんと提出できることが大切です。一度に全部、できるのは難しくても。あと2年間で、どのような形であっても、必ず提出できるようになることを目標に、見守っていきたいです。

休日の過ごし方

旦那のお母さんは、パチンコが好きで、友達と出かけることが好きで、ジッと家にいたことのない人だった。バリバリ仕事をして、遊び歩く。嫁も、一緒に息抜きに連れて行ってくれるような、そんな人だった。
ここ最近のこと。体調を悪くして、改善するために入院を何回かした。一度は、仕事に復帰したが、2度目は、そのままやめた。何回か入院した後。少し、言動がおかしくなった。時々、かるく物忘れをしてしまう。一緒に出掛けて、目を離すと、誰かと一緒に行動していることを忘れていなくなってしまう。だから、車の免許を返納して、今は、家で過ごしている。
家には、弟夫婦と、小学生が二人。にぎやかに暮らしているが、昼間は一人だ。人が来るのをいつも待っている。だから休みには、顔を見に寄ることにしている。できることなら、子どもを連れて。今日は、長男昼夜逆転中、次男寮生活、三男中学校なので、一人で寄ることにした。

休みなので、三男を中学校まで車で送り、帰りは迎えに行くことにした。月曜日に自転車で中学校まで往復したら、筋肉痛。足が痛くて、二日休んだ。このまま連休化???と思ったが、無事中学校へ行く。よかった。車の中で、少しためらって。考えて。よしっと、自分で決めて車を出た。

休みを取った理由は、自分の通院のため。3か月に一回、検査をして体調を確認し、薬をもらう。今日も病院には人が多い。今の病院は、本人確認に厳しい。病院の日は、自分の名前と誕生日を何度も言う日だ。処方箋を持って薬局に行くと、込み合っていて時間がかかるというので、処方箋を渡して、あとで寄ることにした。

家でご飯を食べ、夜勤に出る旦那と久しぶりに話をしてから、ゆっくり休み。カフェラテを買って、お母さんの所へ寄った。お母さんは、カフェラテがおいしいと、何度も何度も言ってくれた。

薬を取りに、薬局に寄ってから、中学校へ三男を迎えに行った。明日は、自転車で通学できそうだっていうから、自転車は車に乗せなかった。無理そうなら、朝、車に乗せればいい。

明日は、仕事。勤務時間が変わって、初日。さあ、頑張ろう。