どんぐり帽子
多様な生き方を選ぶ子どもの親の会、に、参加している。そこで、映画の上映会の企画があって。親の会と関わりの深い、フリースクールの子どもたちが、チケットの販売、物販の販売、上映会の進行などに関わった。親の会は、子どもたちのサポート。
引き籠もり長男16才は、映画は見たけど、車で待機。中2の次男ムーンと小5の末っ子ライトは、母さんにくっついて。一緒にいるだけでいいと思ってたけど。自分から、フリースクールの子どもたちと一緒に、手伝い始めた。
物販は、福祉施設から仕入れた、毛糸で作ったどんぐり帽子と、マフラーと、座布団。その、どんぐり帽子を気に入ったのが、末っ子ライト。すぐに、買ってと、持ってきた。
どんぐり帽子は、木の実のどんぐりの帽子みたいに、頭頂部に角があって、赤ちゃんがかぶると可愛くて、私も作った。就学前まで、愛用していた。
5年生だよね、本当に気に入ったの?!!
と、内心、叫びつつ。でも、口には出さず。
いや、でも。ライトなら、似合う、可愛い。末っ子ならではの、性格とか、まだ背が低いとか、いろんな意味で大丈夫。
と、自分に言い聞かせつつ。
本当に欲しいの?使うの?
と、聞くと。迷いなく頷いて。これがいい、という。選んだ色は、赤に白いラインが入ったもの。
購入すると、すぐに被って、こんな帽子販売してます。と、物販の宣伝に。これが、宣伝のために被ってるのではなく、気に入って被ってるから、とってもいい。
ついでにと、宣伝のため、マフラーもつけてもらったが。数分も持たなかった。つけ心地が悪いと言って、すぐに外してしまった。
この、どんぐり帽子。寒い日は暖かくて、本当に気に入ってかぶっている。買ってよかった。
そんなライトの横で、次男ムーン。しっかり手伝って、アンケート回収したり、折り紙のお土産を配ったり、頑張ってくれた。そして最後。
僕今日、楽しかった。また、こんな機会があったら、誘ってね。
と、言ってくれた。
さらに、子どもたちが初顔合わせだから、無理かなと、打ち上げは出ない予定だったけど。子どもたちの希望で、急遽、参加になった。
次男ムーン、末っ子ライトの順応力には、本当にびっくりした。
長男は、映画を見たあと、すぐに家に帰った。社会に出るには、まだまだ、時間がかかりそうだが。あちこち、しっかり誘って、動いてもらわなくては。