ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

学年閉鎖

GW明けて、しばらく経ちますが。
インフルエンザで学年閉鎖になりました。
中学2年生、次男ムーン。


置き勉してる、男の子なので。
テスト前でもなかったし。
勉強道具は、全て学校。
だから、勉強は、できないそうだ。
仕方がないから、ゲーム三昧してる。
これは、仕方がないことだそうだ。



学年閉鎖なのだから、当然、
外に出歩いて、遊ぶ訳にはいかない。


だから、隣の男の子と、ずっと一緒。
運動したり、ゲームしたりしてる。


隣の、同級生の男の子も、発達障害
小学校から、支援級。
スポーツ大好き、元気な子。


うちのムーンも、発達障害
通常級で、問題なく、
過ごせてるように見られている。
が、恐ろしいほど
忘れ物と落とし物をする。
そして、超のんびりなマイペース。


この二人、昔からのつきあいではない。
小4のとき、隣に越してきた。
その時からだ。


ムーンは、友達はたくさんいたが。
自分のしたいことしか、したくないから。
一人で過ごすことが多い。
大勢の友達と遊ぶことがない。
数人の友達とは、遊ぶが、
人数が増えると、家に帰ってくる。
自分の思いが、通らなくなるから。
ワガママではいない。こだわりだ。
大切にしたい思いがある。


学校では、いつも一人だ。
むしろ、幸せそうに一人だ。


隣の子は、負けず嫌いで。
たくさんの友達に、 
負けん気でついていって、遊んでいる。


本当に、接点のない二人だった。
それが、隣の家になった。


隣の子は、誰かと遊びたい。
隣の家に同級生がいることが嬉しい。
いつも、ムーンを誘ってくれる。


ムーンも、誰かと遊ぶことが
嫌いなのではない。自分の気持ちを、
聞いてくれないのが嫌いなだけだ。


だから、誘いに応じる。


会話を聞いてると、
申し訳なくなるくらい、わがままだ。
ムーンのこだわりは。


でも彼は、一緒に遊べることが
一番、重要なようだ。
思いは、人それぞれ。
一緒に遊ぶ友達を探し求めて、
夜遅くまで、家に帰らず心配かけるほど、 
彼にとっては、重要なようだ。



いつも、仲良くしてくれてありがとう、
と、彼のお母さんから、よく言われるが。
とんでもない。
一人の世界に、こもりがちな子を、
外に、引っ張り出してくれる。
感謝してるのは、こちらの方だ。



こんなにいつも、一緒にいるのに。
ムーンは、彼が友達じゃないという。



友達になろう、うん、いいよ。
という、会話をしたら友達、という。
マイルールがあるからだ。


それでも。


友達だと思っている彼と。
友達だと思ってないムーンと。


お互いの凸凹を理解し合いながら。
妥協点を探り合いながら。
一緒に過ごしている姿は。
本当に、得難いものだと思います。