ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

渡すべきか、渡さぬべきか。

お金の話です。


長男ハート、16才。
中学を卒業して、家にいる。
高校受験に行けず、
学校に行かないことにした。
そして、人と会うことも、不安になり。
仕事をすることもできない。


そんなハートの、ゴールデンウイーク。


友達と、買い物に行くと言う。
家に閉じ籠もってほしくない。
友達と会うなら、それでもいい。
人との繋がりを、切ってほしくない。


でも、お金はどうする?
学校も行かず、アルバイトもしない。
それでも渡す?


とりあえず、中学生の頃のように、
月3000円の小遣いと、交通費を渡した。


高校生には、足りないと思う。
足りないと感じて、元気が出たら。
アルバイトしてくれたらいい。
最低限で、もう少し欲しいくらい。
それがどのくらいか、
子どもと話しながら、お金を渡す。


使い切ったあとに、
友達と、お祭りに行くという。
資金なしでは、無理だ。
足りないだろうけど、1000円渡した。
出世払いだよ、と。


そしてまた、遠くに出てる友達と、
久しぶりに会うという。
ジュース代くらい、渡す。


そんなのを、繰り返す、お休み。


渡すべきか、渡さぬべきか。
悩みつつも、少ないくらいを渡す。


元気にでかけて、返ってくるのが嬉しい。
でも、それはまやかしで。
安心できる場所、人にしか会わない。
引きこもりでなくなったわけではない。


それでも世界が、
これ以上、小さくならないように。
最低限の金額がどこにあるのか、
子供と話しながら、決めて渡す。


何が正しくて、何が間違っているのか。
色々読みすぎて、分からなくなって。
それでも、子どもには笑ってほしくて。
元気でいてほしくて。


休みが終わると、友達は学校。
ハートは家。


どこで、元気が出て、家を出ていくのか。
きっかけを、どこで見つけるのか。


分からないけど。


お金を、渡すべきか。
渡さぬべきか。
迷いつつ、渡しながら。 
ゴールデンウィークは、終わりました。