ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男16歳、次男中学2年生、末っ子5年生との毎日の記録です。

鍵の行方

次男ムーン、中学1年生。
一度に、ひとつの事しかできない、
考えることができない。
のに。
片付いてないうちに、
すぐ、次のことに気が移る。


だから、
忘れ物が多い。
無くしものも多い。
落としものも多い。


家の鍵は、
学校の鞄につけれるよう、
伸びるストラップ付き。
だけど面倒がって、
そのまま、鞄の横ポケットに入っている。


友達の家に遊びの行く時は、
いつも学校の鞄に入れている鍵を、
ポケットに入れて行く。
そして、机の上に、だんっ、と、置く。


ある朝、子どもが出た後で見ると、
机の上に、鍵がある。
まあ、仕方がない。
誰かが帰ってくるまで、待つしかない。


仕事から帰って、ムーンに言った。
鍵、忘れたでしょう?
机の上にあるから、
今すぐ鞄に、つけなさい。


ゲームに夢中な、ムーン。
今、無理、後で。


次の日の朝、子どもが出た後、
鍵はまだ、机の上にあった。


家に帰って、ゲームに夢中な、
ムーンに言った。
今日は忘れないように、
すぐに鍵を、鞄につけなさい。


心当たりのあるムーンは、
えへへ、と、
ゲームに心を奪われながらも。
鍵を、持って行った。


そして、次の日。
家に帰るとすく、ムーンが言った。


母ちゃん、ぼく、鍵はちゃんと、
鞄につけたんだけどね。
なかった。
兄ちゃんの鞄につけてた。


笑うしか、ありません。



それは、大変だったねぇ。



こんなことの、繰り返しの日々てす。
繰り返しながら、ちょっとずつ、
学んでいけるのなら、いいけど。
いや、でも。
他の子よりも、
たくさんの経験が必要ってだけで。
ちゃんと、成長してます。