ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

学校に、行けぇ言うんじゃね!!

末っ子ライト、小学4年生。
通学班は、4人。
向かいの家の同級生と、
道の途中で合流する、兄弟二人。


向かいの同級生はのんびり屋、
マイペースで、時間に対する意識が薄い。


ライトは、時間を気にして、
遅れることを、極端に嫌がる。


4年生になって、
朝の準備が上手になり、
決まった時間に家を出れるようになった。


でも、同級生が遅くて、
一緒に行けることがほとんどなかったり、
合流する兄弟が、待つことが苦手で、
うまく合流できなかったりで、
一人で行くことを嫌がり、
歩いて送る日が、多かった。


ごくたまに、
今日はひとりで行くからいいよ、
と、宣言する日が、あったけど。
すぐ、逆戻り。


ところが、だ。
ある日突然だった。


母ちゃん、もう大丈夫だよ。


そう言って、一人でも、行き始めた。
すごいっ、成長するものだね。


感動していた、そんなある朝。
自分の用意したところに、靴下がない!!
もう学校に行かない!!


どんなに、なだめても。
かたくなに、行かないと言い張る。


仕方がないので、母も腹を括った。
行かないならそれで、いいようにしよう。


ぼく、行かないよ。
--そう、行かないんだね。
行きたくないよ。
--行きたくないんだね。
学校に、行かないよ。
--学校に、行かないんだね。


そんな会話を、何度も繰り返すと。


もう。行け、言うんじゃね!!
行くよ!!


と。叫んで。
走って家を、出て行った。


後ろ姿を見送っても、
振り返りもしないで、怒って行った。


大きくなったものです。


一人で歩いて、学校に行けるようになった。
成長に、拍手!!


それでも、元に戻って、
甘える日もあるかもしれない。
それでも、もう大丈夫。


歩いて学校に行く。
たったそれだけのことでも。
長く時間がかかったものです。