末っ子ライト、小学4年生。
10才の誕生日を迎えるこの年に、
2分の1成人式という、行事がある。
その時に、小さい頃の写真を見て、
振り返る、と、いうのがある。
兄、二人の時は、
大きくなったね、と、素直に思ったが。
末っ子だと、比較対照が中学生だから、
つい、
まだまだ、小さいくせに、小さい頃かぁ、
なんて、思ってしまったが。
振り返ってみると、
しっかり大きくなっている。
必要な写真は、
赤ちゃんの時、
保育園の時、
小学生の時。
スマホで写真を撮っても、
なかやか、プリントしない、この頃。
慌てて探して、いくつかプリントした。
どれがいい??
ライトに聞くと。
赤ちゃんの頃と、小学生の頃は、
3人一緒に写っている写真を選んだ。
親としては、3人仲良く写っている写真が
かわいくて、しょうがないものだけど。
やっぱり、兄ちゃんと一緒がいいかぁ。
保育園の時も、
先生への、メッセージに添える写真。
3人一緒の写真だった。
思えば、末っ子であるライトにとって。
兄は、初めから居る、存在である。
兄にとっての、弟と違って。
だからかなぁ。
当然のように、3人一緒の写真を選ぶ。
それが、いいことなのか、悪いことなのか。
分からないけれど。
親にしてみたら、うれしいなぁ。
たくさん、喧嘩してもいいから。
大人になったとき、助け合えるくらい。
仲良しでいてくれたら、うれしいなぁ。