ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

9歳

末っ子ライト、
4月は、元気に学校へ行っていたのに。


5月の連休明け。
急に、動かなくなった。
車で、連れて行ってよ。
と、言う。
まだ、歩いても、間に合う時間である。
通学班には、おいていかれるけど。


だめ!!


一緒に行くよ!!


運転手の母ちゃんが、歩き出すと、
ライトは、家から見てる。
運転手がいないと、車が動かない。


家から、じっと母さんを見つめ。
ためらうことなく、歩いていくのを見て。
本気かどうか、観察して。
あわてて、走ってくる。


ねぇ、もう、間に合わないよ。
車で行こうよ。


それを無視して、歩く。
引きずって、歩く。
学校まで、歩く。


泣きながら、追いすがったり、
押したり、引っ張ったり、泣いたり。


それでも、歩く。


まぁ、これ。近いから、できるんだけどね。


学校が見えてきて。
歩道橋を渡る。と、着くところまで来て。
その下で、泣きながら、座り込む。


もう、行かない!!


それを、おいて歩く。
けどもう、ついて来ない。


校門まで行くと、校長先生がいる。
子どもたちを、毎朝、出迎える。


ちょっと、話をして。
引き返す。


その、ちょっとの時間、が重要。


迎えに行くと、諦めてるライトがいる。


手を出すと、手をとる。
手を繋いで、歩き出す。


歩道橋を渡って、学校へ行く。
校長先生に挨拶して、離れたけど。
すぐ、母さんの手をつかむ、ライト。


うん、今日は、ダメな日なのかも。


じゃあ、校門に入るまでね。
と、線を引く。
気持ちを、切り替える線を引く。


すると、
いち、に、さんぽ、くらいで校門に着き。
手を離し、手を振る。


いってらっしゃい。


離れた後は、見送らない。
後ろを向いて、振り返らずに帰る。


気持ちを、切り。
甘えれるかも、と、思わせる、
隙を与えない。


そうした、大変な朝の後で。


児童館へ迎えに行くと、
抱っこして。


夜は、母ちゃんと寝る!!


学校へ、車で送っては、ないけど。
母ちゃん、一緒に行こ!!
歩いて、送っている。


強弱ありつつも。これ。
1ヶ月、続いてます。
まだまだ。


年齢を、考えるに。
最後の赤ちゃん返り???


今を逃すと、
体ごと、甘えてくれる日は、
この先、なくなるんだろうね。


そう思うと、


最後の親孝行かな?


9歳。


体力の続く範囲で。
しっかり、甘やかそうと思います。


でも、もう、重いし。
ちょっと、たいへんかな。