ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

幸せの時間

次男ムーン、小学校を卒業した。
卒業式から、終業式までの1週間。
ムーンは、1人で留守番をする。


心配は尽きないが、
ムーンは、この1人の時間を、
何よりも楽しみにしていた。


特に、何をするわけでもない時間。


昼食を、1番心配していた。
何度か、時間を忘れて、
食べるのが遅くなったらしいが。
レンジで温めたり、お湯を沸かしたり。
1人で無事、ミッション、クリア。
用意して、食べることができた。


自分の好きなときに、宿題に取り組み。
好きなときに、好きなゲームをする。
ムーンにとって、足りないのは。
そんな、好き勝手できる時間。


でも、無情にも時は過ぎ去り。
中学校も、小学校も、終業式。


土曜日、中学生の兄ハートが部活の試合で。
小学生の弟、末っ子ライトとお留守番。


甘ったれ、ライトのため。
昼ごはんを、温めて用意。
ちっとも、手伝ってくれなかったらしい。
それでも、優しいムーンは。
文句を言いながらも、用意した。


月曜日からは、弟ライトは、児童館。
兄のハートが家にいる。
このハート、弟のために昼の用意を、
なんていう、タイプではない。


こわい兄、ハートのため、
ムーンが、お昼の用意をする。


はじめの始め、まだまだ小さな頃。
二人が小学生だった、一瞬だけ。
兄ハートが用意してたらしい。


でも、ムーンが出来るようになると。
ハートがお願いするだけで、
ムーンが動く。


上と下に挟まれ、
ムーンの受難の日々は続く。


短い、幸せの時間なのでした。