末っ子の次は、次男ムーン。児童館に行かないと、言い張った。
末っ子ライトが、児童館へ行かないと泣いた日。家に帰ってから、明日はどうするか、子どもたちと話し合った。
そして、長男ハートが1人で留守番、ムーンとライトが児童館に行くことになった。
しかし、夜に子どもたちだけで、また、話したらしい。
ライト、一人で児童館に行くって。
その日は、次男ムーンが、母ちゃんと寝る予定。なのになぜか、子ども3人、一緒に仲良く寝てた。
後で聞くと、末っ子ライトが、
一緒に寝てくれたら、児童館に行かなくていいよ。
って、言ったらしい。
母ちゃんと寝るのを我慢したから、絶対に児童館へ行かない!
知らない母ちゃんは、児童館へ行くつもりで、用意している。
だから、
児童館に行くか行かないかは、子どもだけで決めてはいけない。大人が決めること。だから、今日は児童館へ行かなくてはいけない。
と、説得した。
また、今日行かなかったら、
迷わないよう、毎日行くことで固定すること。
ちゃんと行ったら、
今後も、前日に話し合って、行かなくていい日も作ること。
を、伝えた。
そして、気持ちが切り替わるまで、しばらく、ほっといた。さすがに、4年生。1年生みたいに、問答無用で、連れて行くことはできない。
案の定、しばらくすると、児童館に行く決心をして戻って来た。
今日行かないと、ずっと、児童館でしょ?行ったら、休ませてくれるなら、今日行くよ。
それを聞いた、留守番する長男ハートが、急に暴言を吐き始めた。ハートはハートで、1人で留守番することが、寂しいのだ。
よかったね。今日は児童館。ずっと児童館。もう来るな。ずっと児童館に行け!!ムーンは、いらない。ずっと児童館に行け!!
再び、泣くムーン。どうしていいか、分からなくなる。
頑張れ、ムーン。兄ちゃんの気持ちは、変わる。だから、行こう。
誰が、ムーンと一緒に留守番するか。嫌だよ。行け!!
大丈夫、大丈夫だよ、ムーン。
長男ハートを、無視して、どうにか、児童館に行くことができた。
とはいえ、仕事へ行く時間は、ギリギリ。一度、家に帰って、ハートのフォローも、したい。
なので、児童館へ行く前に、遅刻すると、職場に電話を入れた。
そして、児童館の後、一度家に帰り。ハートにおやつを渡したり、お昼の用意について伝えた。
仕事は、7分の遅刻。
子どもも、いつもと違う長休みに、疲れぎみ。大人はもっと、疲れがたまってる。
ハートだって、いつもの休みなら、午後、友達と遊び回るから。弟と一緒でなくても、寂しくないのだ。
子どもが楽しみにしている行事予定は、何もかもなくなっていくのに。バタバタする予定は、何もなくなっているのに。習い事も、ことごとく、お休みなのに。
こんなに、時間があるのに疲れる。
不思議だ。