ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

腕相撲

関節が痛むようになってから、
子どもと、勝負事をしなくなった。


いつの間にか、かけっこをしても、
長男に勝てなくなっていたけど。


最後に、長男と腕相撲をしたのは、
いったい、いつだったか。
まだ、小学生で。6年生か、5年生。
まだ、母さんには力があった。
負けは、しなかった。


勝てそうで、まだ勝てなくて。
悔しそうな顔。
いつか、勝てるようになったとき。
どんな顔を、しただろうか。


ある日、父さんと長男が、腕相撲をしていた。
どうしても、父さんに勝てない長男。
楽しそうな、様子に。
母さんも、参加したくなった。


勝負


母さんが、右腕をテーブルに乗せると。
えっ、て、ビックリしながら。


本当に???


長男が、右腕を乗せる。
長男ハート。中学二年生。


ready go


……


瞬殺だった。


右手に、全く力が入らず。
勝負にもならない。


それを見た、次男に三男。
すぐに、食いついてくる。


僕も、僕も。
母ちゃん、勝負!!


そしてまた、瞬殺。
勝てるわけがない。


小学5年生と、3年生。
この頃の長男には、余裕で勝ってたのに。


手応えのない、母さんを。
面白がる、子どもたち。


仕方がない、現実を受け入れよう。
腕相撲は、もう無理。


力ずくで、子ども達を動かすのは、無理。


子どもと、向き合うことは続けるけど。
力勝負はしない。
言葉で、とことん、付き合う。


負ける気は、しない。


子どもを動かすのは、
決して、力ではないのだから。


でも、もう、本当に。
腕相撲、子どもに僅差で負ける瞬間。
楽しみにしてたけど。


瞬殺で、勝負にならずに終わるとは。


病気は、したくないものです。