ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男16歳、次男中学2年生、末っ子5年生との毎日の記録です。

試合に、行きたくない。

長男ハート、中学2年生、サッカー部。
サッカーの試合に行きたくない。


もともと、目立たぬよう、人の後ろで、
真似をしながら、ひっそり生きてる子だ。


広いフィールドを、自分の役目を考えながら、
試合の緊張感のなか、動くことが苦手だ。


慣れてない、場所とか、空気とかも、駄目だ。


顧問の先生との、相性もよくない。
意味が分からないうちに、頭から怒鳴られる。
と、何を言われてるのか。
萎縮して、何も入って来なくなる。


とりあえず、大人しく頷くばかり。


試合には、負けてばかりで。
誉められることも、ないのだろう。


試合の前日、仕事から帰ると。
ハートがいない。と、思ったら寝ていた。


本当に、体調が悪いんだからね。
頭は痛いし、お腹も痛いし。
でも、明日、休まないよ。
調子悪いけど、行くんだからね。


学校に行きたくない時と、同じ状況だ。
これが、進むと、本当に熱を出す。


そんなわけで、試合の道中は、
友達との、乗り合わせが出来ない。
試合の日は、必ず仕事を休んで送迎する。


車のなかで、グダグダと喋りながら。
気持ちを整え、試合へ向かう。


そして、終われば。
1人、ほっと、車の中で、素に戻り。
また、グダグダと喋る。


気を、遣うのが嫌なのだとか。


本当は、保護者同士の助け合い。
お互い行けない時があるので。
乗せたり、乗せてもらったり。
それが絶対、楽なのだけど。


神経質な長男が、拒否するから仕方ない。


ただでさえ、苦手意識のある試合。
車の中のリラックスタイムを、
奪えば、行けなくなってしまう。


試合に場馴れしてくれば、
リラックスタイムも、
短くて済むかもしれない。
でもそれも、試合に出なくなれば、
望めなくなる。


だから今は、我が儘とも思える願いに沿って。
見守っている。