ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

友達は大切です。

長男ハート。
週末は、機嫌が悪い。
怒らないよう、いい子でいるよう。
頑張って、疲れるんだとか。


日曜日、朝から、小学校区外の、
中学校の友達と、遊ぶ約束をしていた。
冬は、自転車の移動は寒いから。
待ち合わせ場所まで、車で送った。


いつも遊ぶ、グラウンドで待ち合わせ。
でも、行事で人が集まって利用していた。


自分から、友達の家に遊びに行かず。
予定外のことにも、弱いハート。


グラウンドで遊べない、と、思った瞬間。

帰る!!


周辺に、いつも遊んでいる場所がある。
行ってみる??
と、聞くけど。
帰る!!の。一点張り。


仕方がないから、帰った。


家に帰っても、落ち着かず。
ゲームしながら、弟たちに怒っている。
自分がしてほしいことが、
弟たちに伝わらないのが、
腹が立つらしい。


でもなぁ。
数年分、小さいんだもん。
同じようには、出来ないよ。


暇暇暇、することがない。
お腹すいた、飯!!


昼が近づくと、
苛立ちは最高潮になり、
椅子を蹴り飛ばして、倒した。


どうしたもんだかと、思ってたら。
外で人の気配がして、
玄関のチャイムが鳴った。


次男ムーンが、出て。
ハートの友達が来たよ!!


えっ?!誰?


僕が、知らない人。


ムーンが知らないのは、
小学校が違う友達。
家を、知るはずのない人。


まだ、携帯電話を持ってない、ハート。
中学生も、LINEで繋がる、時代の中。
集合場所にいなくても、連絡がつかない。
しかも、自分からは、動かないし、
探しにも行かないし、繋がらないし。


でも、友達は行動力がある。
来ないから。
連絡のつく、ハートと同じ小学校の
友達を捕まえて。家まで、案内させた。


案内するためだけに、
出てきた友達も、お人好しだし。
そうまでして、誘いに来た友達も、
かなり、お節介だ。


だけどずっと、そんな友達がいて。
ハートは、遊びに行くことができる。


1年生の時から、ずっと。
積極的な友達に、支えられてる。


本当に、友達は、ありがたい。


ハート、元気に自転車で、出て行った。


しっかり遊んで、帰ってきたハート。
弟たちに、買ってきた駄菓子を分けた。


今日は、ごめんね。
もう、怒ってないからね。


そして、母さんにも。


毎日、怒らないように、頑張ってるから。
週末は、我慢できなくなる。


と、呟いた。


そうだね、よく頑張ってくれてるね。


そう、自覚してるなら。
気持ちの切り替えも、
怒りの向かわせる方向も。
少しずつ、うまく、処理できるよう、
変わってくるかもしれない。


だから、今は。
できてることを、認めよう。
なるべく、怒り返さないよう、
見守っていこう。


そして、何より大切なのは。
ハートの気持ちを、
癒してくれる、友達の存在。
ハートを探してくれた、友達の存在が。
私たち家族の週末を、救ってくれた。


あのまま暴れてたら、最悪な気分で、
1日、過ごしていただろう。


本当に、友達は、大切です。
そして、大切な友達がいる。
ハートは、順調に、育っている。


欠けた部分は、たくさんあるけど。
友達がいるなら、大丈夫。
そう、思うのです。