子どもの寝た後で、
鞄をあけて、ノートを開く。
子どもたちの、字を見るのが好きだ。
長男ハート、中学校1年生。
新しいノートの1ページ目は、
丁寧に書いた字が並んでる。
でも、次のページからは、
乱雑な字が並ぶ。
もともと、字を書くのは苦手なのだ。
それなのに、時々、丁寧に書かれた字があり。
その、時々の、
集中具合とか、心の安定度とか。
張りきり具合だとか。
伝わってくる気がする。
次男ムーン、5年生。
字を書くのが、極端に苦手で。
時間をかけてまで、丁寧にかくなど。
滅多にないことで。
そんな字を見つけたら、嬉しくなる。
字の形を、覚えるのもにがてで。
思い出すまで、待てず。
勝手に作った、創作漢字まで、ある。
誤字脱字が多く、見ていて飽きない。
ここっ、て、指摘をすると。
間違ってるとは、思ってるらしく。
考えるのが、面倒くさいだけなのか。
笑って誤魔化す。
末っ子ライト。2年生。
文字の形をとらえるのが、苦手。
よく、がんばってるよ。
平仮名を、覚え。片仮名も、がんばり。
漢字も、やってるじゃないか。
こんなに、頑張って。
字を書くなんて、思ってなかったから。
すごいなぁ、この子、と。
嬉しくなる。
学校での、勉強の様子など。
見れはしないけど。
ノートの字は、学校での様子を。
伝えてくれてるような、気がする。