長男ハート、6年生。小さい頃から、不思議な子で、心に残る出来事が、たくさんある。
少しずつ、思い出して書いていけたらと、思う。
ハートの保育所利用は、年少からだ。初めは、集団生活が初めてで、戸惑いが大きかった。なかなか、慣れなかったようだ。そんな中でも、頑張って通っていた。
そんなとき、初めての参観日があった。ただでさえ、慣れてない保育所生活。さらに、来る、たくさんの保護者。落ち着かない雰囲気に、ほとんど、部屋に入ることができず、
何度連れ戻しても、廊下を走って出た。
ずっと、戻ったり出たりの繰り返しで、どうなることかと、思ったのを覚えている。
ほぼ、1年間、参観日に落ち着いて過ごせなかったのではと思う。
でも、印象深かったのは、参観日当日ではなく、次の日のこと。
朝、保育所の準備をするとき。1枚でいい、ひも付きタオルを2枚入れる。
全て、2つ用意する。
えっ!!と、思いながらも。2つ用意することで、納得するなら、それもいいかとおもった。でも、
母さんのスリッパまで、入れようとした。
いやいや、それは必要ないでしょう?
よく、話を聞くと。
母ちゃんも、一緒にいくよ。母ちゃんのも、用意するからね。
参観日で、母さんと一緒にすごしたから。
また、母さんと一緒に保育所に行こうと、用意してくれていた。
それに気づいたとき、本当に一緒に保育所に行きたくなった。
今でも思い出すと、抱き締めたいくらいに、かわいい。