回覧板を届ける時は、次男ムーンが活躍する。
長男ハートは、家を訪問することが苦手。友達の家に遊びにいくときも、家に友達が迎えに来てくれることが多かった。もしくは、学校集合。誰もいなかったら、帰ってくる。友達の家に、探しに行くこともない。探しに来てもらうことは、あっても。
どうしても、行かなくてはいけない時は、次男ムーンを、連れていく。一緒に遊ぼうと言うけど。その心は、ついてきて。
保育園に行くときも、母さんがクラスの扉を開けて、おはようございます、と、母さんが言って、ハートは、やっと、クラスにに入れた。
児童館は、弟と一緒になる前は、母さんが扉を開けないと、入れなかった。
違って、次男ムーンは、友達の家に、行くことも、場所さえわかれば得意。回覧板を持っていくことも、家さえ分かれば、大丈夫。大人に話しかけられても、ドキドキしないで、嬉しそうに話をする。
苦手なのは、家を探すことと、覚えること、だけ。
だから、回覧板は、次男ムーンの仕事。
次男ムーンは、長男とは違う面で、頼りになる。