ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

怒りの精霊

精霊でいうと、僕は怒りの精霊だよ。怒ると止まらなくなる、長男ハートが、自分を自覚して言った言葉だ。


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そういう言葉が出るようになって、少し、怒りのコントロールが上手になったように思う。

コントロールといっても、単純で。単に、怒りの対象から、距離をおくだけだ。

小さい頃から、距離をおいて、怒りを静めることができなかった。さみしがり屋で、母さんが距離をおこうとすればするほど、怒りを増して、しがみついてきた。

まだ小さくて、力が弱いからつきあえたけど、疲れるのを待つしかなかった。疲れてから、距離をおいて、落ち着くのを待った。

一番大変だったのは、3年生の頃。
力が強くなって、母さんの余裕はなくなった。
育てていくのに、限界を感じつつあった。

でも、落ち着いたら、かわいそうなくらい、落ち込んでいた。幼い頃からずっと。自分のしたことを知っていた。

大変だと感じていたけど、成長と共に、怒った時のこと、言葉で振り替えれるようになった。それと同時に、少しずつ、距離の置き方が上手になってきた。

言葉で振り替えれるようになった頃、発達の相談で病院にかかれたのもよかった。

相変わらずの、怒りの精霊。
それでも、ちゃんと成長してて。
自分の怒りの精霊と、上手に付き合っていける日まで、見守っていきたいと思います。