数年前のこと。
母さんの髪に、白髪を見つけた子どもたち。
なにこれ~~~?!
し-ら-が。白髪。
しらが~~~~!!
シラガ~~~~!!
白髪が、珍しくて。白髪1本に、はしゃぎ回る子どもたち。
そして、このたび。
ふと、母ちゃんの白髪に、改めて気づく。
なにこれ?
しらがだよ。
えっ、しらが?
あ、しらが。
何て、会話して、最近増えた、母ちゃんの白髪を見ている。
そして、長男ハート。
きもちわるい。
えっ?
思わず、聞き返すと。
慌てる、長男ハート。
これは、そうじゃなくて、うん。
しどろもどろ。
そして、何も言えなくなる。
まあ、ことば、そのままの意味ではなくて。
母さんの頭に、こんなにたくさん白髪があるとは、思わなくて。思わず、出た言葉だろうけど。
気持ち悪いとは。
こうくるとは、思わなくて。
ビックリしたのでした。
この、長男ハート。
最近、母さんにいろんな話をしてくれるようになった。
なぜ?
臨時休校となり、友達と、堂々と遊び回るわけにもいかず。同年代と話す機会も少なく。弟たちとの会話では、物足りなかったのかもしれない。
あまり、健全な状態ではないかもしれないけど。
母さんの相手を、してくれなくなった長男が、話をしてくれるのは、うれしい。
後は、めんどくさいと思われないよう、いらないことを、言わず、聞く努力。
そうしたら、これ、続かないかな?
臨時休校。悪いことばかりでは、ないかもしれない。