ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

眠っている子

長男ハート。16歳、引きこもり中。


5年生の頃以来、久しぶりに療育センターへ相談に行った。本当は、ハートも一緒に行く予定だったが。どうしてだか夜が寝れなくて、昼に爆睡して起きることができなかった。どうしようもないので、母さんがひとりで、行った。


本当に不思議なのだが。起きないとなると、ワザとかと思うほど起きない。保冷剤を背中に突っ込んでも起きない。叩いても、眩しくしても起きない。受験のときは、意地でも起こそうとして、情けなくて、泣きそうだったけど。



今は、無理しない。起きないのは、頭で受け入れて、体が拒否している。表面で頑張ろうとしていても、全く、ついていけてない状態なんだ。そう、思うことにした。


本人の努力では、どうにもならない。
だから、責めてはいけない。


2月の高校受験に行けなくて、2次選抜にも行けなくて、私立の通信に見学に行って行こうかなと考えたけど、どうしても願書が書けなくて、高校へは行かないことにした経緯を話すと。


会えてないから、どれだけ疲れてるか分からないけど。1年くらいは、ゆっくりしても、いいと思いますよ。


と、言ってもらって。ホッとした。引きこもり期間が長くなるほど、解決が遅くなるんじゃないかと思って。見守りつつも、内心はかなり、焦っていたので。


行ったことのない。
引きこもり相談センター、絶対行かない。
若者就職サポートセンター、絶対行かない。
でも、以前行ったことのある、療育センターは。行くと行った。すぐには行けなくても、次、1ヶ月後に予約を取って、行けるタイミングを待つことにした。
それが、ひとつの、きっかけになるかもしれない。


行ったことのない場所へ行くこと。会ったことのない人に会うこと。新しい環境へと踏み出すこと。
不安が強すぎるようなので。和らげる薬を試してみることもできるからと、提案されている。


ただ、薬は。直接ハートが病院へ行って、面談しなければ、処方されない。また、ハートももう16歳なので、自分で必要を感じなければ、飲んでくれない。


焦ってはいけない。焦っても仕方がない。長い人生の中で、一年なんて、ほんの一瞬。その、ほんの一瞬、立ち止まっているだけなのを、見守ればいい。


とは、思うけど。
言うほど、簡単じゃないんだよなぁ。