ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

かまってちゃん

末っ子ライト、今、不安定。
運動会の練習が始まり、
学校へ、行きたくない。
負けず嫌いなのに、足が遅いし、
ダンスは体が、手足がバラバラで難しい。


そんなとき、尿検査があった。
朝取って、入れ物に入れ、準備完了。


学校へ行きたくない!!
絶対行かない!!
学校やめる!!


一通り、叫んでから、車に乗る。


車の中でも、叫んで、泣いて。


でも、着いたら。
深呼吸して、覚悟を決めて。
待ってね、行くから。待ってね。
ドアを開けて。
走って行きました。


児童館へ、迎えに行くと。


母ちゃん、おしっこ、袋になかっよ。
袋、ペタンコだった。 
だから僕、行きたくなかったんだよ。


えぇっ?!!
また朝、バタバタと取るの。
その前に、尿の容器が、家に落ちてる? 探さなきゃ、見つけなきゃ。踏まないで。


と、家に帰ってから。
大騒ぎで、探してると。


ぼそぼそと、シドロモドロに話し出す。


紙袋はね、ぺたんこだったの。
多分、僕は、ぺたんこだと思ったの。
でもね、いちおう、念のため?
ぺたんこだと思う紙だけね、出したよ。


嘘だよね、
嘘だったんだよね、
嘘をついたんだね、これは。


学校に直接確認さえすれば、
すぐにバレちゃうような、嘘。


体の力が抜けるとともに、
自分に関心を向けてほしい気持ちが、
じわじわと伝わってくるようで。


何だこの、かわいい生き物は!!


と、思ってしまった。


そっかぁ、じゃあちゃんと、
学校へは出せたんだね。


分かんないんだよ、本当に。
ペタンコだと、思ったんだよ。


頭を、よしよしとなでました。


家の中に、転がってないなら、良かった。



どんな対応がいいかなんて、
本当のところは、分かりませんが。



この、最高に可愛いかまってちゃんを。
叱ることは、できませんでした。