順調に、一人で学校へ行き始めた、
末っ子ライト、小学4年生。
ある日突然、
母ちゃん、今日は、一緒に行こう。
子どもの成長は、進んだり戻ったり。
昨日できたからといって、
今日、できるとは限らない。
想定内の事態に、あわてず、
一緒に家を出た。
一緒に通学する子との、
待ち合わせ場所で合流すると、
元気に、離れていく。
その日の夜は、風呂上がりに、
母ちゃんを呼んだ。
行ってみると、(体を)拭いて。
とのこと。
今日は、甘えるなぁ、と、思いながら。
甘やかしていると、教えてくれた。
明日、学校に行きたくないよ。
だって、たくさんの先生が、
僕たちの授業を、見に来るんだよ。
ドキドキして、行きたくないよ。
そっかぁ、ドキドキするね、それは。
学校に、行く行かないには触れず、
受け止めてみた。
明日は、研究授業で、先生たちが集まる。
人に見られるので、落ち着かないらしい。
当日の朝は、心配しながら、
何も触れずに見守ったけど。
なんの抵抗もなく、元気に学校へ行った。
昨日甘えて、落ち着いたようだ。
当日の様子を、先生に聞くと。
緊張している様子はなく、
何も言えない友達を引っ張るように、
発言していたらしい。
大変良くできましたの、花丸でした。