ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男16歳、次男中学2年生、末っ子5年生との毎日の記録です。

長男の卒業式

ながーーーい、春休みに。

頭がすっとぼけていたのか。

 

朝から、母さん、何のために、

靴洗ったりしてると、思っていたのか。

 

夜、明日は卒業式だから、

準備しなさいって言ったら。

 

 

えっ?今何日??ほんとに???

宿題どうしよう?!

 

そっち?

 

 

着る服とか、持っていくものとか、そういう心配をしてほしいんですけど。

 

宿題は、毎日してるって、言ってたはず。

 

服の心配するのは、結局、母さんですか。

最後まで。

 

最後の夜に、最後まで夜に、

泣きそうになりながら、宿題をする長男。

 

 

当日朝は、ゆっくり目覚め。のんびり準備。

荷物を持って帰るため、宿題だけ入った軽いランドセルを背負い、いつもの時間に出て行った。

 

 

いつもは、あわてて、ギリギリくらいなのに。いつもの時間に余裕があるくらい。

 

そしてさらに、軽いランドセル、久しぶりの登校にウキウキして、

ダッシュで走って登校。

 

途中で友達に会うこともなく。その後で、いつもの友達が、迎えに来てたけど、その頃には、ダッシュで学校についてたかな?

 

 

とにかく、行ったら、誰もいなくて、校長先生だけだったらしい。

 

そして、時間があるから、担任の先生が、宿題の丸付けまで、してくれたらしい。時間がないから、しないつもりだと聞いてたけど。最後の宿題を、しっかり、みてもらった。

 

 

そのあと、最後の授業と、卒業式の練習があったのだろう。毎年、最後の晴れ舞台、みっちり練習しているはず。だが、今年は、たった1日。

 

すぐ本番。

 

保護者受付は、体育館。控え室なし。教室へも入れない。

 

出席は、6年生、在校生代表の5年生1名、先生、保護者。

 

広い間隔で、椅子が並べてあり。後ろの空いたスペースに、子どもたちの、1年生の頃からの写真と、祝電が貼ってあった。

 

涙が出て、写真をまともに見れなかった。あっという間の、長い、6年間だった。

 

内容は、最低限。国歌を歌い。卒業証書が、一人ずつ校長先生から渡される。証書の渡される、そのスピードは、4年生の時の二分の一成人式よりも、高速だった。

そして、受けとる子どもたちは少し、ぎこちなく。慣れなさが出て、かわいかった。みっちり練習してる、かっこよさとは違うけど。

校長先生からの、式辞。在校生からの送辞。卒業生の答辞。校歌斉唱。歌からの退場。

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担任の先生から、一人ずつ、花を渡してもらった。

 

写真撮影。

 

 

クラスでの、最後の話があり。子どもたちが出てくると。玄関で、休校でできなかった6年生を送る会で割るはずだった、くす玉を割った。割れた瞬間、妙な盛り上がりがあった。

 

そして、記念植樹。

 

例年なら、在校生がアーチを作って見送るけど。先生と保護者の見守るなか、6年生が歩いた。

 

少し離れたところで、児童館の子どもたちが見送った。

 

終了すると、みんなで鐘を鳴らしに行った。普段は、鳴らせない鐘。卒業式の卒業生は、鳴らしていいらしい。

鳴らすたび、盛り上がりながら、一人ずつ鳴らしていった。

 

そして、謝恩会へと、例年なら流れ込むのだが。今年は中止。終わらない、会話と記念撮影。

 

 

だが、ハート。めんどくさい、と、一言。

 

すぐに、帰ろうと、言う。

 

児童館に弟たちを迎えに行くと。

 

名残惜しいが、早々に、帰った。