ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

もう、子どもじゃないもん。

桜が終わる前に。
と、もう一度、見に行った。
仕事が終わってから。


長男ハートは、一度行ったから、
もういいや、と。家で留守番。
ムーンと、ライト。父さんと母さん。


ちょうど、帰る時間で。
空いたところに、車を停めた。


父さんは、お疲れなので。
車で留守番。


前回いなかった、末っ子ライト。
1番に車を降りて、走った。
目的は、桜ではない。
公園にある、大型遊具。
滑り台や、アスレチック。


どんどん、走って行って、
1人、遊び始める。


次男、ムーン。
4月から、中学生になる。
小さな子どもたちが遊ぶ、
遊具には、全く近寄らない。


そういえば最近、遊具のある場所より、
広い広場で、遊ぶことの方が多い。
遊具のある場所は、選ばなくなった。
いつのまにか。


だからか、末っ子ライト。
久しぶりに、嬉しそう。
兄ちゃんも、おいでよ。
誘う。


でも、ムーン、誘いに乗らない。


遊んでやれば?


でも、ちょうど、
恥ずかしい時期らしい。


もう少し、大きくなれば。
もう少し、年が離れていれば。
仕方ないなぁ、と、遊べるのだろうけど。


微妙な時期で、眺めてるだけ。


桜は、満開で、とってもきれい。
天気がよくて、日も長くなった。
暗くなるまで、遊び回った。


ちょっと前まで、ライトとムーン。
仲良く二人で、走り回ってたのに。


ライトは、1人でも、賑やかだ。


ムーンは、突っ立ってる。


もう、子どもじゃないんだね。
大人へ、近づこうとしてる。


帰るとき、ライトが駄々をこねる。
ムーンはもう、駄々もこねない。
二人で、グズグズ言っていた。
そんな日は、遠い昔。


ムーンと二人、
知らん顔で置いて帰ると。
遠く離れて、やっとついてきた。
末っ子ライト。


ねぇ、帰るから、何か買って。
こそっと、追い付いて。
おねだりも、上手。


自販機で、ジュースを買った。


わがままな子どもは、1人。
最後の1人と思うと、甘やかしてしまう。


中学生の、わがままは。
ひと味違う。
大人に近づき、変わってくる。


そういうもんだけど。
さみしいから。


ちょっと年齢より幼い。
ライトに救われる。


でも、そんなライトも。
少しずつ、成長する。


でも今は、子どもでいい。
そう思ってしまうから。
末っ子は、末っ子なのだ。