ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

自転車

久しぶりに、自転車に乗った。
大人用は、買ってないので、
中学生の長男のを借りた。


なかなか外に出ない、
今度中学生になる、次男ムーンを
自転車に乗せることが目的。


仕事から帰ると、
末っ子ライトが、自転車で走っていた。
自転車に乗れるようになったばかりで、
とっても、楽しそうに乗る。


後ろから父さんが、自転車で走ってくる。
嬉しそうに自転車に乗る、
ライトと走るのは、楽しいらしい。


でも、本当に乗って欲しいのは、
春から自転車通学になる、ムーン。
あぶなっかしくて、心配だ。


ムーンは?
と、聞くと。
だって、出てこないんだもん。


そこを押して、やる気にさせてよ。


じゃ、後よろしく。
1日休みだった父さんは、
子どもと過ごす、1日に疲れて、
仕事して帰った母さんに任せ、
家の中に入って行った。


ああ、子どもの守りも留守番も、
疲れたから、後よろしく、らしい。


コンビニで、ジュースでも買う?
と、ムーンを誘うと。
喜んで、出てきた。
ついでにライトも、ついてくる。


長男ハートに借りた、
自転車に、またがろうとしたけど、
うまくいかない。ん???
そういえば、
とっくに背は抜かされていた。
さらに、運動音痴な母さんは、
低めにしないと乗れないのだ。


悔しいけど、サドルを下げた。


ふと、前を見ると。
ムーンもなぜか、悪戦苦闘している。
よくよく見ると、サドルの位置が高い。
さっきまで、父さんが乗ってたから。
上げたまま、下げてないらしい。


それもまた、下げて。
ようやく出発。


グッと、足に力を入れて踏み出したら。
膝に痛みが、はしった。


ハンドルを握り、支える、
両手の手首にも、痛みが、はしる。


安定して走るまでの我慢、
我慢できる痛みだから、
どんどん、踏み込んで走り出す。


子どもたちは浮かれて、先へ先へと。


平坦な道だと、思っていたけど、
軽い上り坂だったようだ。
膝はずっと、痛いまま。


子どもたちを追う。
無理せず、ゆっくり。
うん、まだ大丈夫。


コンビニへ着くと、ジュースを買った。
子どもたちの分。
家にいる、お兄ちゃんと父さんの分。


末っ子ライト、張り切って言う。
荷物は、僕が持つ!!
だって、自転車で運びたいの。


子どもたちは、
先へ先へ、走っていく。
母さんは、無理せず追いかける。
平坦だと思っていた道も、
なだらかな下り坂だったらしく、
膝はちっとも痛くない。


見えないほど先へ行ってた、
末っ子ライトが、戻ってきた。
母ちゃん、たいへん。
ムーンが、こけた。
けっこう、たいへんだよ。


急げないから、急がず向かう。
どっちが早いか、競争してて、
カーブを曲がりきれず、こけたらしい。


起き上がっている、ムーンに聞く。
頭、打った?
打ってない。
怪我は?
手を擦りむいただけ。


大丈夫らしい。


あえて、助けずに、先に行く。
重い自転車を、頑張って起こす。
そうやって、自転車に慣れないと。
春からは、自転車通学。
こけておくのも、よい経験だ。


そして母さんは。
もう自転車に、乗らないぞ。
痛みで、途中で動けなくならないよう。
やめようと思う。