ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

長靴にこだわる

末っ子ライト、2年生。
毎朝、起きるのも準備するのも、遅い。
何度、学校へ車で送ったか。


なのにその日は、素早く準備して、
張り切って、家を出た。


そしてすぐ、チャリチャリチャリ。
熊避けの鈴の音とともに、帰ってくる。


母ちゃん、雨!!
傘がいる。長靴!!


見に行くと、5年生のムーンより、
大きな、長靴を履いている。
とてもじゃないが、学校まで歩けない。


一番ちょうどいい、長靴を渡すと。


それはダメ!!
痛いんだもん。


でも、足に合わないと、歩けないよ。


大きいのがいいの!!


しばし、睨みあうけど、
納得しそうは、ない。


でも、大きすぎると、歩けないから。
絶対、無理だよ。


分かった、もういい。
靴で行く。


で。その時、思い出した。
足のかかとを、擦りむいていたことを。


あわてて、絆創膏を渡す。


貼っていく?


持っていく!!


で、靴を履いて、行ったと思ったら。
また、鈴の音。


えっ?!
今度は何?


やっぱり、長靴にする。


ゆっくり、靴を脱ぎ。
絆創膏を貼り。
長靴をはき。


車で、送って行って。
頼まれた。


それは、そうなるよね。


先に行った、お兄ちゃんに
追いつくまで、送った。


子どもが行う、謎の行動は、
いつも何か、理由がある。
理由を分かりやすく、説明できないから。
謎の行動となる。


その謎を。解く、毎日。
言葉で表現できることが増えたから。
謎も、解けやすくなったけど。


小さい頃は、謎だらけだった。