登校日。無事、次男ムーン5年生と一緒に、家を出る、末っ子ライト2年生。
ホッとしたのも束の間。しばらくして、ランドセルについた、熊よけの鈴(熊を見たことはないが)の音と、小さな足音が聞こえてくる。
母ちゃん、兄ちゃんに、おいていかれた。
そして、その手に。持っているはずの、弁当の袋がない。
弁当は?
おいてきた。
何で、、、と、聞いても仕方がない。
きっと、喧嘩でもしたのだ。弁当をおいて、止まって何かを見てたか。それで、置いて行かれ。そのまま、弁当を置き忘れて。兄ちゃんに怒りながら、戻って来たのだ。
車にのせ、通学路に沿って車で走り、途中弁当を拾い、学校まで送った。
何事もなく、朝が過ぎるのは、無理なのか?
天真爛漫な、末っ子ライト。母ちゃんの望み通りに、あるがまま、無邪気に裏表なく育ったが。
毎朝、何かが起こる。