長男ハートは、ものすごい集中力で本を読む。面白い本を見つけたら、止まらなくなる。子供の頃の母さんに、そっくりだ。
でも正直、幼い頃は、そんな未来は想像できなかった。どんなに絵本を読もうとしても、ものすごいスピードでページをめくるので、短い言葉で、絵の説明を語るのがやっと。絵本を見ているというより、絵本で遊んでるような状態だった。
まともに、絵本を読んであげることができるようになったのは、4才、年少の頃だ。相変わらず、読むペースは、ハート次第。合わせて文章を短くしたりはしてたけど。集団の中の読み聞かせでも、座って聞くことができるようになった。
絵本を自分で読み始めたのは、1年生の頃。分厚い本でも読み始めたのは、3年生の頃だ。始めは、読めない漢字が多くて、家事をする母さんのすぐ横で読んで、漢字の読み方、言葉の意味を聞きながら、読んでいた。
そうか、あきらめずに本を読んであげてたら、本を読むようになるんだ。と、思ったら、そうでもなく思えて、びっくりした。
長男ハートの読書量が凄すぎて、ムーンやライトが読書家に見えない。
次男ムーンは、読書が好きだと言っているだけに思える。意味の分からない言葉が多くて、すぐに挫折する。挫折を繰り返しながらも、好きな本を見つけたら、夢中で読んでいる。
末っ子ライトは、1年生で字を習って、やっと読み始めたくらい。まだまだ分からないけど、絵本は大好きだ。
それぞれ違うけど、それもやっぱり、読書家なのかな。
そうそう、国語の成績。物語を読み取る力は、3人とも誉められる。これだけは、自慢だ。私が好きで絵本を読んであげてたからだよ。