ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

飼うつもりではなかったけど

子どもたちが元気よく、あみを持って走り回る季節となった。草むらでは、虫が取れる、小さな溝でも、小魚やザリガニやドジョウがいる。


我が家の子供達は、車などの機械より、生き物の方が大好き。


放課後児童デイでも、そういう活動が増えている。


ある日、末っ子ライト5年生が捕まえたのが、ゴリ。ドンコ、ギキュウ、ギギとか呼ばれる魚の、10センチ弱くらい。他の魚と一緒にしたら、食べてしまうので、別にしてあった。逃がすか、家に持って帰るか。


家族に見せたいから、持って帰る。でも、顔が可愛くないから、世話をしたくない。飼わない。


と、いうことで。といあえず、連れて帰った。


すごーい、ライト!!


次男ムーンが、素直に褒めた。逃がすのは、もったいない。僕は、飼いたい!!


ムーンはすでに、カブトムシの世話をしている。隣の家の子が、祖父母の家の庭を掘っていて見つけたらしい。


長男ハートが世話をしていたカブトムシの幼虫は、土を足したりかえたりが足りなくて、全滅。なので、ハートは、もう生き物の世話はしたくない状態。


だから、ムーン次第なのだが。とりあえず、数日様子を見て、逃がそうかなぁ、と、思ってたら。


なんとなぁく、名前がゴリ爺になっていて。静かなのかと思ったら、夜になると跳ね回り、なかなか元気で、爺さんじゃないけどをまぁ、顔を見たら不細工で、やっぱりゴリ爺だ。


初日に、とりあえず空気を出すエアを買って入れて。次の日、隠れて落ち着ける、土管を買った。


ゴリ爺は逃がしても、これから先また、魚を捕まえるかもしれないし、ハートが魚を飼いたいと言ってたこともあり、無駄にはならない予定。


と、急にコリ爺が動かなくなり、表皮が剥がれている。環境の変化のストレスで、カビが発生したようだ。


弱った状態で、逃がすのも酷だし、このまま死ぬのを待つのも、できないしで。水槽を掃除して、薬を入れた。清潔にしつつ、薬が効くのを待つと。


1日後、元気の泳ぎだして、夜には水槽の外に飛び出さんばかりに暴れるようで、夜勤で帰った父ちゃんが、蓋に重しを置いていた。


しばらくは、薬を続けつつ、表皮がもとに戻るのを待つ予定。でも、こうして世話をしてると。可愛くなくても、なんとなく、愛着が湧いてきて。育てたくなってくるから不思議だ。


水槽を大きくして、下に砂を入れて。


元気になったら、いろいろ、環境を整えたくなる。でも、他の魚を入れることはできない。一匹で飼わなくてはいけないのが、ちょっと辛いところ。


飼うつもりはなかったけれど、飼うことになりそうだ。