ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

誰が悪いという話でなく

末っ子ライト、小学5年生。
学校への、行き渋りがある。
今週は、水曜日。
雨がふるし、疲れたし、喉が調子悪いし。
で、朝、行けなかった。


10時半、大休憩のタイミングで行った。
途中から行けるというのは、
本人的には、かなり頑張っている。
途中で抜ける、途中で入る。
こだわりのある彼にとって、
ものすごく、難しいことだ。
それを頑張っているのだ。


そんなある日、ライトが言った。
お兄ちゃんたちが、いないのを確認して。


母ちゃんにだけ、言いたい話があるの。
僕が学校を休んだり、
後から行ったりしたら、
母ちゃん、病気になるの?つらいの?
熱が出ても、学校に行かなかったら、
母ちゃん、病気になる?


担任の先生に、言われたそうです。
学校に行かないと、
心配したお母さんが、病気になるよと。


母さんは、言いました。


母さんは、
ライトが学校にいても家にいても。
そんなことで、病気になったりしないよ。
どこにいるかで、心配しない。
ライトが嫌な気持ちになるかならないか、
つらかったり、しんどかったりしてないか、
そのことを、心配してるよ。


先生は、ライトを説得するため、
母さんが病気になるよと、
言ったのだと思います。
でも、ADHDの子どもたちは、
マイナスな言葉に敏感で、
すぐに傷ついてしまいます。


マイナスなイメージが強すぎて、
そうならないために、というより、
そうなってしまう、となり。
前に進む力には、なりません。


だから、こんないいことがあるよ、とか、
これがすんだら、こうしよう、とか。
前に向いた言葉が、力になります。


絶対に、脅してはいけません。


友達が、先生に怒られても、
聞いてて辛かったと、訴えてくるほど、
とても繊細なのです。


先生が悪いとは、言いません。
先生は、知らないだけです。
それは、先生が駄目なのではなく、
この世の中の大部分が、
繊細な人が、生きにくいように
できているだけなのです。


母さんができるのは、
子供の心を、しっかりと守りながら、
こんな子なんですと、
訴えていくことだけです。


担任の先生には、
ライトがこんな話をしました、と。
きちんと、伝えなくてはいけません。
分かってもらうのは難しくても。
こんな子がいることは、
知ってほしいと思います。