ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

何を見ていたのだろう

親は、子どもの何をみているのだろう。


学校の成績。
宿題を提出しているかどうか。
ノートの字が、綺麗か乱れてるか。
誰と遊んでいるか。
仲のいい子がいるかいないか。


手の爪が長いのは知ってるけど。
なかなか、切る時間がとれないから。
頑張って、自分で切っていた。


次男ムーン。
しもやけが、辛いと言う。
私も、足にできてたから。
辛いのはよく分かる。
きっと、私のをもらったんだ。


薬局で聞いて、一番よく効くという、
薬を買った。渡すと。
風呂上がりに自分で塗って、
楽になると、喜んでいた。


ある日、ふと、ムーンの手をみると。
絆創膏を貼っていた。


怪我したの?


違う、切れた。


よくよく見ると、手の指は、
霜焼けで赤く腫れ、
乾燥で切れて、血が出ていた。


子どもの可愛い手とは、かけ離れ。
水仕事でもしてるかのような、
あれた手だ。


本当に。母さんは。
何を見ていたのだろう。


風呂上がり。
しっかりと、薬を、母さんの手で塗った。
その上に、ハンドクリームを塗る。


まだまだ、子どもなのに。何で今まで、
塗ってあげなかったのだろう。


そんなに、忙しかったのだろうか。


手が、かからなくなったから。
何でも自分でさせていた。


それは、母さんが。
楽がしたかった、だけではないか。


必要なことと、手を離してもいいこと。
間違ってなかったか。


子育ては、一歩進んで二歩下がる。
大丈夫と思っているのに、
失敗したと、気づくことが多い。


失敗の方が多い。


でも、気づいたのだから、よかった。


なるべく、風呂上がり。
ちゃんと、手をみよう。


痛いところは、母さんが見よう。


手当てしよう。


早く治りますように。
早く春が来ますように。


見えないことの方が多い。
忘れないようにしなくては。