ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男17歳、次男中学3年生、末っ子6年生との毎日の記録です。

次男ムーンが泣いた日

次男ムーンは、昔から、親にとって都合のいい子だった。兄ちゃんがパニックの時、動かず、じっとしていて、困らせることはほぼ、なかった。今思えば、固まって動けなかっただけかもしれないが。ムーンのことまで、思う余裕はなかった。

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ムーン3歳、ハート5歳の冬。ハートは保育所に行きたくなくて、毎朝、あの手この手で逃げていた。

 

ある日、ハートとムーンを無事車にのせ、うっかり車の鍵を車に乗せたまま、車を離れて他の準備をした。

 

戻ると、ハートは、車の中から、鍵をかけていた。保育所に行きたくないから、当然、開けてくれない。

 

エンジンは、冬だから、多分かけていたと思う。そして、中にいるのは、5歳と3歳だ。

 

どんなに、何を言っても、開けてくれるはずもなく。時間だけが過ぎていく。

 

職場に、遅刻すると連絡入れて。保育所に、遅れて行くと連絡入れて。父さんに電話を入れて、仕事を抜けて、帰ってもらった。父さんが、スペアキーを持っている。

 

でも、スペアキーを使う前に。父さんが帰ってくる。で、車のドアが開いた。

 

早く保育所に行こう!!

 

でも、途中何かあってはいけないので、父さんを待って、二人で保育所へ行った。

 

当時、未満児のムーンが、同じ保育所に入れず、別々の保育所に通っていた。

 

まず、ハートを送って行った。

 

次に、ムーンを送って行った。

 

ちょうど間が悪く、ムーンの保育所は、月数回の体験保育の日だった。時間が遅くなったので、体験保育がもう、始まっている。保育所に入っていない子達が、お母さんと一緒に来ている。

 

お母さんと一緒にいる子を見て。

 

帰っていくお父さんとお母さんを見て。

 

次男ムーン、大号泣

 

次男ムーンは、頑張りやさんで、保育所に行くとき、駄々をこねたことがない。始めの1ヶ月くらい、泣いたが。後は、にこにこと、バイバイできる子だった。

 

この時は、本当に、かわいそうなことをしたと思う。