床で、散らかっている、クレヨン。
なんでかなぁ、と、思って。
クレヨンを入れていた缶を開けた。
中には、大量のレゴ。レゴ。レゴ。
誰だぁーーー!!!
と、子どもたちに怒鳴って聞くと。
布団に、逃げ込んだのは。
末っ子ライト。
ムーンがしたよ。
と、言いながら。
でも、しっかり逃げてるのは、ライトですよ。
犯人は、ライトです。
レゴといえば、ライトです。
時々、次男ムーンと遊んでたり、長男ハートと遊んでたりもするけど。レゴといえば、ライトです。
こら!!
ライト!!!
と、ちゃんと、ライトにダメって言いました。
全ては、レゴのため。
入れものが、ほしくて、ちょうどよくて。
クレヨンを出して、入れたことは想像できる。
でも、クレヨンは?
どうするの?
しかも、次男ムーンのせいにして、逃げるし。
いつもの、ことなんだけど。
そんな、末っ子ライト。
すぐに、逃げるライト。
そういうところが、長男ハートに嫌われている。
まっすぐに向き合って、教えなくては。
と、思いつつ。
どうしたら伝わるか。
ちゃんと、伝えてるつもりだけど。
なかなか、伝わっている気がしない。
そこが、ライトの難しいところです。
と、思っていた、この事件の真相は。