長男ハート、６年生は、３年生の頃から、水泳を習っていた。
保育園の頃、先生がカワウソのようだと言うくらい、水の中で自由に泳ぎまわっていた。
１年生になったとき、水泳教室に通わせたかったけど、新しいことを始めることが苦手なハート。頑なに行こうとせず、あきらめた。
３年生になったとき、次男ムーンが1年生。２人同時に、水泳教室のお試しに申し込んだ。
前日、ハートは、不安で大号泣。それでも、説得して、どうにか参加した。
参加した結果、楽しくて、通い始めた。
始めたら、もともと好きなこと、どんどん伸びる。そして、頑張って続けさせたい親心。続けたら、行きたくない日、やめたくなること、当然ある。それでも、一生懸命、説得して、続けさせた。
末っ子ライトも１年生になり、当然のように水泳を始めた。次男ムーンは、４年生。真面目に、ゆっくり進み、クロールが泳げるようになり、平泳ぎの練習をしていた。長男ハートは６年生、育成クラスに進んでいた。
末っ子ライトは、よくも悪くも素直で天真爛漫。楽しそうに通っていたが、空手を始めて、通う曜日を変えたとたん。行きたくないと言い出した。それでも、行かせていたら、ある日突然、大号泣して、行けなくなった。
原因は、苦手な先生がいたこと。何度か曜日を変えてチャレンジしたが、空手のない日は全部苦手な先生だった。先生を変えてくださいとは、言えず、水泳をやめた。
とたん、同じ先生に当たっていて辛いと、ハートもムーンも訴え始めた。次男ムーンは、曜日を変えるとで、先生を避け、頑張ることができた。長男ハートは、変化に弱く、曜日を変えてリズムを変えることができず。そのまま続けて。
ついに、苦手な先生が、かなりひどく怒ったらしい。
行こうとすると、パニックになり、通えなくなった。
１度、上級クラスに、クラスダウンしてみた。当然、面白くなくて断念。
その事件後、プールスタッフから、水泳用語が伝わりにくくて、指示が通らなくて、できなくて、怒られたかな？水泳用語を勉強してから、来てねと、用語集が配られた。
え？先生のやり方を改めずに、子どもに合わさせるんだ？これは絶対に、長男ハートには、向かんわ。と、思って、ためらいなくやめさせることができた。
そして、そのときには、水泳が嫌いになっていた。
激しく後悔。何でもっと早くに、気づいてあげなかったんだろう。
とりあえず、今はゆっくり、待つだけ。
また、泳ぎたいと思ってくれる日を。
ハートに、いい出会いがありますように。
