やる気スイッチ、習い事。
末っ子ライト、空手に行きたくない。
グズグズ言いながら、道着に着替え。
行って、先生に言った。
今日は、休みます。
はい、分かりました。休んでいいよ。
えっ?!いいの???
母は、衝撃です。
練習に、連れて行った、
父が、先生に聞いた、話によると。
ライトは、やる気のないときは、
だらだらで、良くないのだとか。
途中で、やる気が出るときもあれば、
全然ダメなときもある。
休みたいと、言いに来るときは。
無理やり、やらせても、練習にならない。
やる気のある日は、
本当に、よく頑張っているのだから。
今は、やる気があるときだけ、
参加するのが、一番、いい形なのだとか。
例えば、声かけを工夫すれば、
張り切り始めるとか。
スイッチの入り方が、分かりやすければ、
楽なのだけど。
ライトの場合は、やる気の出方が、
本当に、よく分からない。
だから、頑張っているときを、
しっかり誉めて、認めながら。
見守っていくしかない。
先生も、昼間は仕事をしているから。
どうしても、練習は、夕方から夜になる。
天気がいいと、日中は外で遊ぶ。
遊び疲れて、すでに眠たいこともある。
低学年には、少し、過酷だ。
それでも、安定して練習に来てる子が多い。
個人差も、多いのかもしれない。
やる気のある時を、見ると。
やめるのが、もったいないほど。
楽しそうで、かっこいい。
でも、休む日が続くと。
見守るのが、辛くなる。
頑張っている子が多いのに。
なぜ、できないのか。比べてしまう。
ライトは、ライトのペースがある。
見守るのが、親の役目。
他の子との、違いを受け入れて。
あたたかく、見守るのって。
けっこう、難しい。
普通は、できるよね、とか。
できて、当たり前だよね、とか。
そういう、空気を、勝手に感じてしまって。
それなら、やめてしまえって。
思ってしまう。
本当に、ライトのやる気スイッチ。
どこに、ついてるんだろう。
あちこち、つついてみるけど。
何で、やる気になったのか。
何で、やる気がないのか。
いつだって、分からない。
本当に、見守るのが、難しい。