ADHD3兄弟と関節痛母さんの日記

長男16歳、次男中学2年生、末っ子5年生との毎日の記録です。

大人のコーヒー

子どもたちは、父さん、母さんが飲んでいる
コーヒーに、いつも興味津々だった。
でも、コーヒーは大人の飲み物よ、
と、言って、飲ませてこなかった。


でも、一年くらい前から、
長男ハートに、コーヒーを許すようになった。


今週のお題「大人になったなと感じるとき」


なった、というわけでは、ないのだけど。
大人として扱うよ、というメッセージに。
コーヒーを利用している。


兄弟喧嘩で、火がつくと。
怒りがおさまらず、納得いくまで、
叩いたり、蹴ったり、追いかけたりする。
長男ハート。


加減はしていると、言ったとしても。
体が大きな、兄からとなると、
明らかな、暴力なので。


本当に、どう認めて、受け入れたらいいのやら。



そこで、療育園に、相談に行ったら。


1回目は、現状を話して、
大変だったねと、認めてもらって。


そうしたら、2回目。
冷静に、前回と比べて、
よくなったことを伝えることができてて。


先生が、ハートに。
お母さんは、とってもよく頑張って、
我慢できるようになったと、言ってるよ。
と、伝えてくれて。


そこで、やっと気付いた。
困ったことばかりに目が行ってて。
そんな中でも、良くなったこと。
それに気づいて、子どもに伝えることが
1人では、冷静になれず、難しいこと。


そして、先生は。
本当に、弟は、分からんちん、なんだからね。
相手に、しなさんな、と、言った。


ああ、そうか、そうなんだ。
発達の階段を、上がってる子どもたち。
兄の見る世界と、弟の見る世界は違う。
分からなくって、当たり前。
喧嘩になって、当たり前。



それから、ハートの
弟に腹が立つ気持ちに、共感しつつ。
でも、まだ、分からないんだよと、伝え。


おやつの時間には、
大人になろうよと、一緒にコーヒーを飲んだ。


ハートは、

僕がこんなに、我慢してるのに、
何で、怒らすことばかりするんだーー!!

と、叫んでから、暴力をふるうようになった。
怒りの持続時間も、短くなった。


そして、中学生になった、今。

お前らといると、腹が立つ!!
怒らせることばかりするな!!

と、叫んで、部屋に籠ることも、増えてきた。



暴力が、減った。



長男には、ついつい。
兄として、こうあってほしい、という。
願望が先行してしまいがちで。
できないことを、注意ばかりになってしまう。


でも大事なのは、まず。
兄として、頑張っていることを、認めること。


親の理想が高すぎて、
頑張ってないように見えるけど。
子どもはいつだって、頑張ってる。


それを認め、伝えることは。
難しいなと、思う。



大きくなればなるほど、
口先だけでは、納得しない。
だから、コーヒーを、
お兄ちゃんの特権にしてみた。


兄弟の中で、一番大人の、お兄ちゃん。